​「音楽で笑顔!プロジェクト」のちょうさんのブログです。
認知症の高齢者施設で介護職員として働きながら、音楽で人を笑顔にする活動をしています。

「笑顔になれる、高齢者向け音楽レクリエーション」の組み立て方(3月編)

昨日は、認知症高齢者の介護施設で、春の音楽レクリエーションを実施しました。 音楽レクリエーションのプログラムや組み立て方を考えるのって、手間もかかるし大変ですよね。 そんな手間のかかる音楽レクリエーションの組み立て方も、すぐに解決できる方法があります。 昨日実施した、3月の音楽レクリエーションを題材に、プログラムの組み立て方の一例をご紹介します。 季節の行事にちなんだ歌を組み入れる 音楽レクリエーションを実施する月や季節の行事に関する歌をプログラムに入れます。 3月の代表的な行事は、月初の「ひなまつり」と、月末の「卒業式」。 それらの行事にちなんで、「うれしいひなまつり」の歌で始まり、「仰げば尊し」を歌って終わるようにしました。 行事の生い立ち・背景を紹介する みんなで歌詞を追いながら歌うだけではなく、その行事の背景に触れることで、新しい発見があったり、より興味を持ちながら歌うことが出来ます。 「うれしいひなまつり」を歌う前に、ひなまつりがもともとは中国から伝わった「上巳(じょうし)の節句」と呼ばれる男女共通の行事であったことや、「桃の節句」と呼ばれるようになったいきさつなどをご紹介しました。 ひなまつりの生い立ちについてご紹介すると、入居者の方々もご家族の方々も、一様に「へぇー」と驚かれ、興味を持って頂けました。 そして、ひなまつりに食べるものを皆さんに挙げてもらったり、写真を見て言い当ててもらったりして、ひなまつりにまつわる記憶を思い起こして頂きました。 行事の背景や食べ物に思いを馳せながら歌うことで、より歌を楽しんで頂けると同時に、脳の活性化にも繋がります。 (詳しくは、

認知症高齢者の介護施設にて「スプリング・コンサート」。ただいま準備中!

今度の日曜日、勤務するグループホーム(認知症高齢者が入居して暮らしている介護施設)で、スプリング・コンサートを実施します。 入居者の方々だけでなく、そのご家族も参加されるイベントなので、皆様が音楽を楽しんで頂けるように準備を進めています。 ただいま、歌詞集を作成中。 音楽と結びついている長期記憶の復活 3月の行事から「うれしいひなまつり」と「仰げば尊し」を歌います。 普段は全く思い出すこともない、遠い昔の思い出などの長期記憶(長い期間、保存される記憶)でも、実は歌と直接結びついている場合があります。 これらの行事の歌を歌うことで、脳を刺激し、歌と結びついている長期記憶を刺激して、子供の頃や学生時代のことを思い出したり、行事に関連する記憶を思い出したりすることがあります。 季節の行事の歌を歌うことで、回想をしたり、昔を思い出して頂きたいと考えています。 また、季節感を感じられるように、春の歌を織り交ぜ、歌いながら春の訪れを体感して頂きます。 音楽の力で、認知症高齢者の方々のストレスを軽減したり、長期記憶を刺激して懐かしい思い出が蘇ることにより、笑顔になって頂けるようなイベントにしたいと思っています。 また、春の訪れを感じられるように、春らしい歌も織り交ぜながら、音楽で笑顔になって頂けるイベントにしたいと思います。

音楽の力で、認知症高齢者の周辺症状を和らげる

最近、認知症の高齢者による車の事故や、徘徊して電車にはねられたというような悲しいニュースが流れ、「認知症」という言葉を聞く機会が多くなりました。 でも、「認知症」っていったい何なのか、分かりにくいですよね。 私は、認知症の高齢者が入居して暮らしているグループホームで、介護職員として働きながら、音楽で介護現場を笑顔にする活動をしています。 今回は、「認知症の症状とはどのようなものか、それらの症状を緩和する音楽の力」についてご紹介いたします。 認知症とは 認知症は病気の名前ではありません。脳の病気(脳の細胞が破壊されて萎縮したり、脳梗塞などの疾患)が原因となって、認知機能(記憶、判断、言語、理解、思考など)が低下して、日常生活が困難になる状態を言います。 認知症の代表的な4種類 認知症の患者数が多い主な4つの認知症が、アルツハイマー型認知症、血管性認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症です。 各認知症の特徴は別の機会にご説明させて頂くこととし、今回は認知症の症状についてご案内いたします。認知症の症状には「中核症状」と「周辺症状(BPSD)」があります。 認知症の中核症状 脳の萎縮や疾患により、その部位の認知機能が直接障害されて発症する症状を「中核症状」といいます。 中核症状には、下記のようなものがあります。 ■記憶障害:夕食に何を食べたか思い出せないのは、ただの物忘れ。認知症の場合は、さっき夕食をしたこと自体の記憶がすっぽりとなくなります。 ■見当識障害:いつ(時間)、どこ(場所)、だれ(人)、の順番に、分からなくなります。朝だと思い込んで真夜中に起床して服に着替える、ここが

「ひな祭り」、もともとは男女共通の行事だった!?

ひな祭りの生い立ち 明日、3月3日は、「ひな祭り」の日ですね。 ひな人形を飾って、ひなあられや、ひし餅、ちらし寿司、ハマグリのお吸い物などを食べて、女の子の健やかな成長を願う伝統的な行事ですね。 でも、もともとは今とは少し違う形の行事だったそうです。どんな行事だったのでしょうか。 今回は、「ひな祭り」の生い立ちについてご紹介します。 ひな祭りは、もともとは中国から伝わった「上巳(じょうし)の節句」と呼ばれるものでした。 藁(わら)や草などで人形を作り、自分の体を人形でなでて、穢れ(けがれ)を人形に移し、それを川に流して厄払いや邪気祓い(じゃきばらい)を行う風習がありました。 これは女性に限った行事ではなく、男女共通の行事でした。 また、貴族の女の子の間では、紙の人形を使った「ひいな遊び」が流行っていました。 川に流す人形と、ひいな遊びが結びついて「流し雛」となりました。 その後江戸時代に入り、人形作りの技術が向上すると、川に流すのではなく、家々にひな人形を飾るように風習が変化していきました。 江戸時代、幕府が「上巳の節句」が3月3日と定めました。また、ひな人形を飾ることから、この日を女の子の節句の日と決めました。 ところで、ひな祭りは「桃の節句」とも呼ばれますね。なぜでしょう。 桃の花には元々「魔除け」の力があると言われていて、中国では上巳の節句には、桃の花を漬けたお酒を飲んだり、桃の葉が入ったお風呂に入って邪気祓いを行っていたことから、ひな祭りに桃の花が飾られるようになったそうです。 ひな祭りに食べるもの 小さい頃にひな祭りに食べたもの、覚えていますか。 下記にまとめてみ

高齢者向けの音楽レクリエーション、認知症予防の脳トレを実施しました

本日、ある自治体からの依頼を受け、「音楽で笑顔!プロジェクト」による、地域の高齢者向けの音楽レクリエーションを実施致しました。 地域の高齢者の方々が40名近く、参加されました。「うれしいひなまつり」を全員で歌ったり、子供の頃にひな祭りで食べたものなどを参加者の方から伺いました。 春を感じる歌を歌って、季節を感じて頂いたり、懐かしい歌謡曲を歌いながら、当時のご自身のことを思い出して頂いたりしました。 また、軽快なリズムの「汽車」では、鈴・汽笛笛・太鼓などを全員で鳴らしながら歌い、楽器演奏を楽しんで頂きました。 音楽を使った認知症予防の脳トレや体操など、難しい動きにもみなさん挑戦されて、楽しまれたようです。 「仰げば尊し」、「故郷」では、おひとりおひとりが昔のことを回想されながら歌われ、とても感慨深かったようです。 60分間でしたが、ご参加の皆様に、音楽で笑顔になって頂くことが出来ました。 「音楽で笑顔!プロジェクト」では、高齢者の方々や介護する方が地域社会とつながる音楽レクリエーションや音楽イベントを行っております。 お気軽にお問合せ下さい。

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